plants裏鑑賞部部長は、30度を越える夏の暑さに
クラクラしながらも、照りつける太陽の下
いつもの散歩道を歩いていた。
すると緑の茂みの中から流れ星のように広がる
黄色い光線が目の前に現れたのだ。
なんという美しさだろう。
光のほうへゆっくりと近づいていくと、
中央に向かってやわらかくカールしたふさふさの
雄しべが青空に向かって大きく突き出すかのように伸び、
手まねきするかのごとく、優雅にたなびいていた。
エキゾチックでいて、艶やか…
部長の目には、まるで南国の夜空に
キラリと光る流れ星のように見えた。
スッと鼻筋の通った縦長のスレンダーな葉っぱ。
そこに流れる葉脈には、よどみなく生命力があふれている。
しかし茎は、これで栄養はちゃんと送れているのかと
心配になるほどやけに華奢である。
部長の心に一筋の希望を与えた真夏の流れ星は、
中国原産のオトギリソウ科。細い葉が柳に似ていること
から「ビョウヤナギ(未央柳)」と名付けられているそうだ。
6月~7月にかけて黄色い花を咲かせる。
もし、どこかで真夏の流れ星を見かけたら、
瞬きをするのをちょっとだけガマンして、
願いごとをしてみるのもいいだろう。
コメント
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