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おもと品種紹介 『地球宝(ちきゅうほう)』

だんだんとおもとの趣味者さんが増えてきました。
入門品種から高級品まで楽しむ方が大勢見えます。
引越しおもとや、お正月の生け花でも使われるおもと。
そのおもとは、観葉植物として『緑の宝石』のように楽しまれています。
おもとのビデオ You Yube
おもと豊明園の温室 1月の風景
 
 
 
 
おもと 地球宝(ちきゅうほう)
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おもと品種紹介 『地球宝(ちきゅうほう)』
地球宝(ちきゅうほう) 
作出者 高須七郎(愛知県) 明治30年
命名者 高須七郎(愛知県)  日本萬年青連合会 昭和9年
濃緑色の内側に巻く葉に、深い純白覆輪現し、中に白い図を見せます。
図柄は良否により価格に差があります。
『日月星』に鮮明な図の現われたもの。
子上げ良く性質は強健で作り易い。
 
 
お棚見学 山形 石山清五郎氏 素晴らしい地球宝、根岸松の図
おもと お棚訪問
おもと豊明園HP 品種紹介 地球宝(ちきゅうほう)
 
 
 
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戦闘機 「愛国萬年青号」 献納  ~地球宝号~
おもと界の伝説ともなっている、
地球宝の人気。
「地球宝」愛好家に、売上金の一部拠出を呼び掛け、
「愛国萬年青号」 2機を献納しました。
(萬年青の歴史より)
 
この当時の1万円の価値
(昭和19~20年、山手線初のりが10銭、コロッケ3銭、白米10キロ6円、巡査初任給45 円)
銀座の一坪が昭和11年にちょうど1万円、戦後の昭和22年に、15万円
 
今では、戦闘機一機で50億~100億といわれていますが、
そこまではしなくとも、相当な金額だったと思われます。
 
明治30年に作出から、常に人気の高かった品種です。
 
 
 
 
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昭和7年の銘鑑(めいかん)
相撲の銘鑑と同じで、字の大きなもの、前にあるものが
当時人気のあったもの、これから人気がでそうなものです。
 
中でも、真ん中の
千代田の松、天光冠、玉獅子の虎、天錦章、
根岸の松、地球宝は、特に人気の高かったものです。
どれも特徴のはっきりした、誰でも見分けのつく萬年青ですね。
また、これらのおもとは今も昔も変わらぬ人気のおもとです。
 
地球宝は、
愛好家に、おもとを3つ選ぶなら、とか、4つ選ぶなら、
と言われた時、必ず上位にランクインするおもとです。
 
(萬年青の歴史より)
 
 
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日月星(じつげつせい)
日月系とも言われる、おもとの中葉代表系統。
地球宝は、日月星に図、
天錦章は、日月星に縞、
朝陽は、 日月星に虎
が入ったもの。
 
昨日の根岸松の図でもそうですが、
もとの日月星が、江戸時代のおもとでは最高級品で、
その「日月星」に図が入ったということで、
「根岸松の図」と同様、おもと界、注目の的になったおもとです。
 
日月星の特異な姿、筒のような葉は、実生では絶対にできないことから、
人気が高いです。
また、図物全般も、実生ではできません。
そういったことから、おもと自体の価値が他のおもとと比べて下がりにくいのも、当時の趣味者に愛された所以です。
 
日月星(じつげつせい)
 
地球宝を上手に作られる方は、
その祖先の日月星も感謝をこめて、大切に作られています。
 
 
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日月星のピンとした、直線的な美しさに、
図が入ることによって、華やかさがでたり、
図性によっては、捻り、絞り、など、葉姿に変化が見えるのも楽しい。
 
湿度、肥料、日
中葉系統、薄葉系統に言われることですが、
湿度があると葉が焼けにくく、また、日もしっかりとれるのでよいですね。
日をしっかりとることで、地球宝の美しさでもある覆輪がより深くなります。
また、葉長がつまり、図がより目立つようになります。
図物は、肥料をしっかりやったほうが良く出来ます。
葉巾もでて、木自体の迫力が出てきます。
鮮やかで雪白の図がズバッと入った地球宝をみると惚れぼれします。
 
 
 
 
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地球宝(ちきゅうほう)
図の性(しょう)について
『根岸松の図』と同様、多くの図性をもつものですが、
葉巾の引いた堂々とした地球宝、
図が打ちこみ図となり、白さの抜群の物、
捻りや絞りのよくでる、図が芸をしているようなもの、
図の出方など様々あり、どれも優劣付けがたい魅力があります。
性のよいものが後々楽しいと思います。
 
ここで、
図物には、様々な性がありますが、どうやってできているのでしょうか?
お多福の図、根岸松の図、富士の図などの図物、
富士の雪などの虎物にもそいったものが付いています。
性は、特別性と呼ぶもの以外は、
大抵、~性、~口、など、人の名前や、屋号がついています。
 
例えば、安藤性というと、小田原市の安藤氏が愛培増殖したものが
元になっており、そのお棚の一番性の良い木の殖え木が安藤性になっています。
それぞれの方が、素晴らしい地球宝を何鉢、何十鉢と集め、
その中の特に良い物が全国のマニアから認められ、
~さんの地球宝が欲しい!となると、自然と~性となっていきます。
 
今も、性のよいものを何十鉢と集め、その中でまた選抜を重ね、
これほどの図物、虎物はないな、というほどの物を
お持ちの方がおられます。そして、大会で皆さんに認められ、
~さんの地球宝が欲しいと言われるほどになっています。
 
もちろん、業者との信頼関係や、多くの人の支持があってこそ、幸運に恵まれてこそですが、
自分の名前の性の図物や虎物が残せたら、と思うと夢のある趣味です。
 
 
いろいろと考えてみましたが、太陽の野村さんの例にもあるように、
本当に後世に残る性やおもとは、自分の好きなものを集めていたら、
自然と~性と呼ばれるようになっていた、のかもしれません。
 
今も、『お多福の図』や『根岸松の図』『地球宝』などで、
その品種の大好きな方が良い物を集めておられます。
 
 
 
 
 
冬の寒さ対策
大寒波が来ていますね。
おもとは寒さに強く、数回凍るくらいなら全く問題ありません。
(自然のおもとは霜にあたっても元気です)
ですが、凍ったおもとに直射日光が当たって
一気に温度があがると組織が壊れてしまいます。
凍って葉の色がどす黒くなったら、なるべく暗い場所で
ゆっくり解凍(?)しましょう
また、霜に当たらないようにネットを張ったり、
温室の中でも、一枚新聞紙をのせておくだけで凍るのが防げます。
豊明園では、この時期はしっかりと凍らせて、
強い木を作るようにしています。
スパルタ作りです。
この時期に甘い作りをすると、夏の暑さに耐えられないようになってしまいます。
 
 
 
 
 
 
おもとの材料 如雨露(じょうろ)
おもと(万年青)の育て方
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